ネット環境さえあれば、手軽にできる副業の一つが、文字起こしの仕事です。
文字起こしの仕事といっても、音声データを元に文字を起こしていくテープ起こしの仕事もあれば、ネットの動画に関する文字起こしの仕事もあります。
実際にネットを通じて副業を行う際は、どんなデータを文字にしていくのかを確認しておく方が良いでしょう。
文字起こしの中でも、初心者におすすめの仕事が、動画の文字起こしです。
音声データのみのテープ起こしの場合、耳だけでは上手く聞き取れない単語などが出てくることは珍しくありません。
討論や集団インタビューなど、データの中に何人もの人が登場する場合は、発言内容だけでなく、誰が喋っているのかまで聞き分ける必要が出てきます。
それに対し、動画であれば表情や口の動きなどを確認しながら文字を拾っていくことができるため、音声のみのデータを使った文字起こしと比べると難易度は下がります。
さらに、動画であれば誰が喋っているかも一目瞭然となるため、聞き分けに手間や時間を取られることがありません。
そんな動画の文字起こしをする際に求められることが、正確さです。
動画の文字起こしは、情報を正確に伝えるために行われることが多いため、誤字や脱字がないように作業を進めていくことが大切です。
同音異義語の変換ミスなどに注意をしておく必要もあります。
さらに、クライアントによっては納期が重要視されることも多いものです。
案件を引き受けたら、少しでも早く提出をして貰いたいと考えるクライアントもいるため、文字起こしの仕事をする際には入力スピードを上げておくと良いでしょう。
ただ、急ぐあまりに品質が落ちると、今後依頼が貰えなくなる可能性があります。安定して仕事を引き受ける為には、スピードと品質の両方を大切にしていくことがおすすめです。
文字起こしをする動画の長さも、クライアント次第です。
1~2分程度の短い動画の文字起こしもあれば、20分以上など長めの動画の文字起こしを求められることもあります。
作業完了までにかかる時間は、動画の内容によって異なり、情報量が多い動画の場合は意外と時間がかかることも多いものです。
無理なくできるか確認したい場合は、短めの動画の文字起こしから始めてみると良いでしょう。
1本の動画の文字起こしにどの程度の手間がかかるか、作業時間はどの程度必要か把握することができれば、無理なく作業可能な案件をピックアップできるようになっていくでしょう。